ストーマと共に歩む日々

大腸癌でストーマ所有者となったビジネスマンの日記

二品系のパウチにトライしてみました②

 GW後半の3連休2日目の水曜日。ストーマ生活も4年目に入りました。東京の郊外にある我が家上空は快晴の青い空が広がっています。湿度が低いので乾燥した爽やかな空気が流れています。自宅前のバス通りを通る自動車も少なくて静かな祝祭日です。

 

 今朝は日曜日に交換した試供品のパウチの交換日。初めての二品系(ツーピース)のパウチでしたのでフランジ(面版)からの漏れが起きるか気になっていましたが、どうにか中二日間漏れる事なく頑張ってくれました。アルケア社さんとパウチに感謝です(笑 

 

 今回使用したのは「1.アルケア・セルケア2 FC(フランジ)+ セルケア2:Dキャップ(パウチ)」の組み合わせ。

【使用状況】

 ・コンベックスの凸面の深さが4ミリなのですが、スマート孔に排出物が溜まっ

  てしまう(パンケーキ状態)になりやすい。

 ・フランジの接着剤が私の肌に合わずにかぶれやすい。

 ・フランジ(面板)とパウチの接合部分の密着度が低いのか、気が付くと接合

  部分が浮き気味になっていることが多かった。

 ・27.5ミリのストーマに対して28ミリのプレカットのパウチでも漏れる事はあ

  りませんでしたが、フランジ(面版)の接着面を見るとかなり変色していた

  ので、使用は中2日が限度かな。中2日以上使用するとフランジ(面板)から

  の漏れが発生しそうな気がする。

【結論】

 ・短期間の使用に耐えられるけど、私の場合、使用限界は中2日。

 ・フランジ(面板)が固くて装着感が強すぎる。

 

 水曜日の今日からトライを開始したのは、「3.コロプラスト・センシュラミオ2プレートライト(フランジ)+センシュラミオ2イレオ(パウチ)」の組み合わせ。不思議な事に「一品系(ワンピース)」との違和感は全く感じないです。貼った時の状況と感想は以下の通りです。

 

 1.フランジ(面板)が柔らかくてお腹へのフィット感は良いです。

 2.フランジ(面板)に厚さは二品系(ツーピース)なので、お腹ポッコリ感は

   仕方ないか。

 3.パウチ袋が大容量なので相当な量の排泄物が貯められるかな。ただどうやっ

   て服の下に装具を隠すかが問題かな。

 4.同じメーカーの「コロプラスト・ブラバプロテクティブシール」を使ってス

   トーマ周辺の窪みを修正しているので相性は良いのかも。

 5.前回と同様に潤滑消臭剤「ミラグリーンデオドラント」を使用。排泄物はし

   っかり下に溜まっている。パウチ袋に使用している素材が良いのかな。

 6、通常使用している保護用ベルト「アダプトオストミーベルト」の流用が可能

   でフランジ(面板)を固定できるのは助かる。

 

フランジの交換目安は1日~4日との事ですが、もう少し長い期間持ちそうな気がします。今週末の土曜日の朝に交換の予定ですが、漏れる事なく持って欲しいなぁ。

 

余談ですが、はるか昔に仕事で千代田区にあるコロプラスト社の日本法人に何回か訪問をした事があります。その頃はもちろんストーマにはなっていませんでした。まさか自分自身がストーマを持つ事になるとは想像もせず(笑 コロプラスト社の製品のお世話になるとは。当時、一緒に同行してくれた当時の同僚に話をしたら驚いていました。

 

これからもコロプラスト社を始めとして製品各社にはお世話になるのだろう。よろしくお願い致します。