ストーマと共に歩む日々

大腸癌でストーマ所有者となったビジネスマンの日記

フィットするパウチを探すのは大変

 2019年のストーマ(イレオストミー)造設以来、パウチは一品系(ワンピース)を利用してきました。回腸から直接排泄物を出す為に泥状態や水様状態の排泄物が溜まります。パウチの交換中にいきなり排泄物が噴き出す事もあって二品系(ツーピース)のパウチは利用してきませんでした。

 

前回の記事にも書きましたが、今使用している「イーキンドット・イレオコンベックス」に辿り着くまでは、5種類のパウチを試してみましたが、排泄物が面板の下に潜り込んで漏れたり、ストーマ周辺に炎症が起きたりと自分自身の皮膚と相性の良いパウチを探すのに手こずりました。以下は試してみたパウチの一覧です。1枚当りの単価と私の交換頻度を経験値から記載ました。

 

1.アルケア・TDフラットイレファイン:680円/枚(中1日)

2.コロプラスト・センシュラミオ1:610円/枚(中1日)

3.コロプラスト・センシュラミオ1ソフト:850円/枚(中2日)

4.ホリスター・やわぴた ウルトラクリア:980円/枚(中2日)

5.ホリスター・モデルマフレックスFW凸面ロックンロール:1,080円/枚(中2日)

6.イーキンドット・イレオコンベックス:950円/枚(中3日)

 

コストパフォーマンスだけ考えると1と2が選択肢となりますが、一度装着してからの

持ちを考えると安かろうでも漏れては消費枚数が増える事になります。消耗品とは言え

やはり考えざろう得ません。現在使っている6の「イーキンドット・イレオコンベックス」は最大で中4日、最短でも中3日は持ってくれているので暫くは今のまま使用して行こうかなと考えています。今は毎週、水曜日と日曜日の朝に交換していますが、これからの季節は汗をかく事が多くなりますし交換のタイミングを変えないと駄目かなとも思っています。

 

後は、どちらかと言うと不器用なのでフリーサイズのパウチを購入してストーマの大きさ(円形27ミリ)に合わせてはさみでストーマ孔を作るのが苦手なので、ついついプレカットを使いがちな事と、ストーマ自体がお腹から数ミリ出ている程度なので「コンベックスタイプ(凸面)を利用した方が面板と十分にフィットします。またイレオストミーなのでパウチの排出口はキャップ式を選択しています。

 

ウクライナ情勢の緊迫化に伴い原油価格の高騰が続いているので、今後、ストーマのパウチの値上げや製品の廃番もあるかなと思います。今、使用している「イーキンドット・イレオコンベックス」も廃番の憂き目にあう可能性が否定できないので、代替になるパウチを探しておかないと駄目かなと思います。各メーカらからサンプルを貰ってGW中に試してみようかなと思います。